後援会長より


京都るんびに苑後援会
会長 村上晨一郎

ご支援のお願い
「るんびに学園」は、虐待や軽度発達障害などで苦しんでいる児童生徒の心理的援助と自立支援を行う、京都府唯一の、京都府のこどものための<<心理療養施設>>でございます。
この「るんびに学園」は藤大慶氏の活動を支援するために結成された「るんびに苑後援会」が、10年かけてたどり着かれた成果であり、バブル経済の崩壊、阪神大震災、長引く不況などの困難の中で、結集された全国2千余名の皆様の物心両面での<<真心>>の結晶であります。また開園後も、福祉医療機構よりの借入金返済を20年にわたって引き受けていただき今日に至っております。
このような経緯を知られた元京都府医師会長・横田耕三先生(故人)が、平成15年2月、自ら会長となられ「るんびに学園」の施設整備・拡充を目的とした「京都るんびに苑後援会」を発足されました。平成18年6月、前京都府医師会長・油谷桂朗先生が会長を引き継がれご尽力いただいておりましたが、残念ながら平成24年2月ご逝去になり、村上晨一郎(京都あやべ会会長)が後を引き受けさせていただいております。
現在、「るんびに学園」は全国38施設の中でも高い評価をいただいておりますが、開園を急がれていたため諸施設が充分とは言えません。平成25年の開園10周年を機に、現施設の整備はもとより、高校生のための「グループホーム」や、家族のための「家族療法棟」も設置したいという理事長の願いのもと、谷の北半分を埋め立てる計画が動き始めましたが、大きな資金を必要といたします。
近年福祉行政の拡充が進展したとは言え、厳しい財政上、残念ながら皆さんのご支援なくしては成り立たないのがわが国の現状でございます。
昨年10月、当後援会の10周年記念講演会を催し多くの方々に、「るんびに学園」のことを知っていただく機会を得ました。この場を借りお礼申し上げるとともに、京都府にお住まいの皆様の<<真心からのご協力>>をお願い申しあげる次第でございます。